少ない予算でスマートライフ

ハイエンドはいらない

シングルタスクでいいじゃないか

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Windowsがメジャーになった要因の一つに「マルチタスクに対応した」があると思います。 パソコンの中ですべての作業を完結するには、いくつもの作業を並行してできるマルチタスクが必須です。 例えば、WEBで検索しつつ、Excelで計算をして、Wordで文書にまとめる。これらは、パソコンの中でする作業であり、デスクトップに広げ、ウィンドウを切り替えながら作業します。これがマルチタスク

iPhoneが世に出て10年ですが、このスマートデイバイスはシングルタスクを基本としています。もちろん、徐々に機能が強化され、今では、iOSAndroid共にマルチタスクかつ、マルチウィンドウに対応しています。

スマートディバイスマルチタスクは必要?

iOSAndroidも基本的には一つのアプリが画面を占有していて、シングルタスクに見えます。

実際には、つぎのような操作は、マルチタスクのおかげでできています。

  • Webを見ている時に、チャットの通知が来て、通知上で返信する
  • ゲームをいくつも掛け持ちして、ハートがたまるまでの間、別のゲームする
  • 音楽を聞きながら、メールを読む

など。 スマデバでもマルチタスクは必須ですね。

マルチディバイス時代のマルチタスク

では、パソコンを持ってる、スマホを持ってる、タブレットも持ってるというマルチディバイスな状況ではどうでしょう?

ブログを書いている時の自分の様子

  1. 街中で気になるネタをスマホで写真に収める。(FBとかインスタならその場でUP)

  2. 家でパソコンに向かい、スマホで撮った写真をチェック(写真は勝手にクラウドにUPされるので、PCからブラウザで参照)

  3. ブログの記事として、写真に字とか絵を書き込みたかったので、タブレットを使い、「ペン」を使ってお絵かきし、保存(クラウドの写真も更新される)

  4. PCで、タブレットで修正済みの写真をダウンロードし、ブログにアップ、記事を書く

  5. 書いた記事をスマホで確認し、OKなら終了

それぞれのディバイスが得意なタスクをこなしている(ほぼシングルタスク)

ディバイス メインタスク 内部タスク 得意技
スマホ 写真を撮る カメラで写真撮る、クラウドに写真をアップロード 機動性
PC ブログを書く 写真をダウンロード、アップロード、記事を編集 キー入力の正確さと速さ
タブレット 写真を修正 写真をダウンロード、写真の編集、写真アップロード ペンを使った画像編集

実際のところ、内部タスクはさらに細分化されていて、個々のデイバイスマルチタスクしているのですが、 操作する側の人間は、それぞれのディバイスに単一のタスクを割り当てています。

昔はデジカメ使って、PCオンリーでやってたのに、なんて贅沢で、快適なんだろうって思います。

まとめ

今後さらに、インターネットにつながったディバイスは増えてくると思います。 そうなってくると、個々のディバイスが複数の役目を持つのではなく、インターネットとつながる前の役割のまま、シングルタスクのディバイスととして使われ続けると、想像しています。

今後に期待しているディバイス

  • ホワイトボード:書いたものが、自分のディバイスに即反映される
  • インターフォン:カメラに写った、訪問者の履歴がスマホから見れる
  • ジムのマシン:トレーニング回数を個人記録してスマホから見れる

どれも惜しいところまでできてますが、ネットつながった先が整備されていない感じ。今後に期待。